内田工芸、工場長デザイン製作のカ−ボンモノコックシ−トカウル。
SBMR2003で使用したかったがスペ−スの関係で断念。
今回、マフラ−をセンタ−出しからサイドに変更する事でクリアして装着。
軽量化に大幅貢献。
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時間の走行でも問題なし。練習で転倒があったが破損なし。
フロントカウル関係がノ−マル形状のため、シ−トカウルはオリジナル製作すると言うので、テストを兼ねて製作してもらった。
フレ−ムへの取り付けは、M6ボルト4本のみ。

Vツインに比べると、エンジン幅の関係でフレ−ムはほとんど曲面となった。
ウエスト部も可能な限り絞ってみた。

ユニットプロリンクの場合、フレ−ム側のテンションロット取り付けブラケットにかかる荷重が、通常のリンク式の数倍と言う事で余裕を持って製作。
ライダの命がかかっているので。

耐久と言う事で、前後ともタイヤ交換が容易な構造に製作。
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分間のピット停止が義務付けられているので、必要無いという他チ−ムもあったが
ゆっくり作業しても30秒前後で交換できるので、気持ちは楽である。
メカニックもレ−スしているので、余計なプレッシャ−を与えずに済むし
残った時間は点検できる。なによりライダ−の安全につながる。
ライダ−には、雨が降ったらいつでもピットに戻ってこい。タイヤはすぐ交換してやると言っておいた。

メ−カ−さんの技術の進化は物凄い。
パ−ツ間のクリアランスが数年前とは比べ物にならない
くらい最小限で出来ている。
製作してみると解ります。
カウル関係は時間もなくノ−マル形状を製作して貰ったが
それはそれで大変。
内側も外側も決まっている状態でのフレ−ム製作は厄介だった。
バッテリ−BOXはファスナ−3点でシ−トカウルに固定

SBMR2007

もて耐用に製作。
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年ぶりのもて耐はレギュレ−ションが激変しており、これには困った。
何をしたいのか分からんし、言いたい事は山ほどあったが、決まったもんはしょうがない。それが嫌なら出るなと言う事なのだろう。
とにかく、目標周回数のクリアとライダ−を無事に走り切らせる事を目標とした。
当初から亀作戦はとらず、行けるだけ行く作戦だったので、バッククマ−カ−を安全に処理できる車が必要となった。
エンジンはベ−スの状態でも十分速いので、あまり手を加えなくても問題なし。
あとは車体。ライダ−の負担を出来るだけ軽減しようと思うと、やはり軽量化は必須。
結果、フレ−ム、カウル関係、その他もろもろのパ−ツ全体で約10kg弱軽量となりまずまず。
軽さは手押しの段階で体感でき、実際走行してみたライダ−も軽くて楽だと言う事で一安心。
優勝出来たのも、車的にはこれが一番の要因だったような気がする。

風の噂で、またレギュレ−ションが変わるらしい。しかも大幅に。?開いた口が塞がらん。
またひとつ、参加できるレ−スがなくなるのか。海外に行くしかなくなるのか。